河口智也 助教、市坪哲センター長 特定のレアメタルだけには依存しないリチウム蓄電池正極材料の合成に成功 酸化物におけるハイエントロピー化の効果を浮き彫りに
東北大学金属材料研究所の河口智也 助教、卞篠(Bian, Xiao) 氏(東北大学大学院工学研究科修士課程学生)および市坪哲 教授らは、従来のように少数の元素種を混合するのではなく、発想を逆転させ、多数の元素を同時に混合してエネルギー利得(配置エントロピー)を高めることで、層状酸化物構造で構成される単一の相からなる正極材料の合成に成功しました。
本成果は2022年4月11日10:00(米国東部時間)に、米化学会が発行するACS Applied Energy Materials誌にオンラインで公開されました。 [DOI: 10.1021/acsaem.1c03968]
詳細:プレスリリース本文
本件に関するお問い合せ先(研究内容)
助教 河口 智也(カワグチ トモヤ) 教授 市坪 哲(イチツボ テツ)
TEL:022-215-2372(構造制御機能材料学研究部門) E-mail:tkawaguchi*imr.tohoku.ac.jp E-mail:tichi*imr.tohoku.ac.jp
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「日経電子版(4月15日)」に記事が掲載されました。(掲載記事;日経電子版)
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