持続的社会実現のための
原子レベルでの複合キャリア制御による
先端エネルギー材料の創成

 

 クリーンで経済的な持続的社会を実現するためには、エネルギー変換や物質輸送において高い効率や性能を実現する先端材料の開発が不可欠です。本センターでは、理学と工学とを融合した「理工共創」の研究を強力に推進することにより、スピン、電子、イオン、ホール、フォトン等の多様なキャリアを原子レベルで制御した先端エネルギー材料を創成します。理工共創研究のため、理学系および工学系研究者が新たな研究部門を構成していることも特徴です。このような取り組みにより、エネルギー材料分野での研究フロンティアを開拓して世界最高水準の材料研究を推進するとともに、異分野融合に関する高度な研究能力をもつ若手人材の育成にも努めます。

 
センター長 市坪哲

 

・高効率エネルギー変換・高速輸送現象の実現に向けた新しい学理の構築
・社会実装を目指した材料創成の指導原理の確立
・理工共創研究による新しい研究能力を持った人材の育成


原子レベルでの複合キャリア制御

エネルギー変換や物質移動において高い効率や性能を実現するために、スピン、電子、イオン、ホール、フォトンなどの多様なキャリアを複合的に取り扱い原子レベルで制御する。
     
スピン流変換効率10倍 イオン伝導性10倍 キャリア寿命10倍